翻訳の仕事にはいくつか種類があります。
ここでは翻訳の仕事の種類を紹介します。
実務翻訳とは、ビジネスレターやパンフレット、契約書、マニュアルなどビジネスの現場で必要とされる翻訳全般のことを指します。
一見難しそうですが、決まったフォーマットや用語があり、センスや表現力を要する文芸や字幕などの翻訳に比べると取り組みやすいのが特徴です。
しかも、実務翻訳は翻訳市場の約8割を占めると言われ、需要も高い分野です。
また文芸や字幕翻訳が、実力だけで仕事を得るのは非常に困難といわれているのに対し 実務翻訳の場合は、実力次第で仕事を得られる可能性は高いのです。
このように実務翻訳家になることは、決してかなわぬ夢や憧れではなく、きちんとしたプロセスさえ踏めば、誰でも実現できる可能性が高いものなのです。
出版翻訳は文字通り、外国の書籍を日本で出版するために行う翻訳です。
非常に幅広いジャンルがありますが、このうち純文学については、専業の翻訳家だけでなく、外国文学の研究者や作家が手掛けることも少なくありません。
純文学では、時代背景や文学全般に対する深い理解や専門性が求められるためで、そこで、純文学以外の文芸作品が、一般の出版翻訳家の主な活躍の場となります。
例えば、小説、ミステリー、ロマンス、SF、ホラー、ファンタジー、児童書、映画のノベライゼーション、ノンフィクションなどで、こうしたエンターテインメント的な文芸の世界は、出版点数も翻訳書中で群を抜いています。
放送・映像翻訳も、私たちの日常生活になじみの深い翻訳の仕事です。
メディア翻訳とも呼ばれるこの分野では、テレビの字幕や映画、DVDの字幕、日本語吹き替えの原稿の作成に関わってきます。
メディア翻訳の場合も、翻訳する際のバックグラウンドの知識が必要です。
さらに字幕翻訳の場合は文字制限などがありますので、様々なテクニックも必要とします。